華やかで可愛らしい印象、そして周りの人を満たすような多幸感が魅力のパーソナルカラー春。
私自身、自分自身のそんなパーソナルカラーをとても気に入っています。
今回は、そんなイエベ春の魅力を最大限に引き出してくれる“底見え級”の愛用プチプラコスメをご紹介。
すべてドラッグストアなどで手に入れやすく、使えば「仕上がりが格段に良くなる」実力派ばかりです。
※価格は2025年時点、おおよその価格を記載しています
多幸感をまとうためのハイライト
パーソナルカラー春の多幸感には、輝くような明るさ・ツヤが欠かせません。
そんな顔に自然な明るさのある立体感とツヤをプラスするのが、イエベ春メイクに欠かせないハイライト。
私自身は、鼻先とあご先にはしっかりめに、頬とおでこにはふんわりとのせています。
シェーディングよりも明るさでメリハリを出すのが、イエベ春にはぴったりです。
セザンヌ パールグロウハイライト 01 シャンパンベージュ(600円)

繊細なパールが品のある輝きを演出してくれるのに、600円という破格の値段のセザンヌ。
パウダータイプなぶん、重ねて入れたり、量を多めに取ってから乗せると強い輝きになり、部分的に強調もしやすいため、メリハリ感のあるお顔に仕上げてくれます。
白みが強いので、肌が白い方であれば問題なくハイライトとして使いやすいものですが、少し「白浮きしてしまう」と感じる場合、乗せる部分にチークをほんのりと入れておくと白浮きを防ぐだけではなく、血色感による多幸感をより一層プラスすることもできるので、パーソナルカラーが春の方には是非やってみてほしいメイク方法です。
キャンメイク むにゅっとハイライター 01 ムーンライトジェム(600円)
こちらは以前使っていたものなので、お写真はなし。
ふんわりと肌に馴染み、内側から発光するようなツヤっぽさとシアー感のある肌に仕上げてくれるため、作り込んだ印象よりもより自然な印象に仕上がりやすく、日常などでよりカジュアルな印象に仕上げたいという方にはこちらの方がおすすめです。
こちらも600円前後とお手頃なお値段。それでも価格以上の仕上がりを叶えてくれます。
多幸感を灯すチーク
血色感は、パーソナルカラー春多幸感を出すのに必須級のアイテム。
チークを入れると入れないのとでは、多幸感の演出のやりやすさがやはり違ってきます。
セザンヌ ナチュラルチークN(400円)

愛用中の「01 ピーチピンク」(上)は自然な血色を、「15 クリアレッド」(下/廃盤)はより華やかにしたい際に使用しています。
惜しくも廃盤となってしまった15 クリアレッドの代わりとして「ちふれ パウダーチーク 542」を検討中ではあります。
赤をそっと薄めたようなピンクが、きちんと血色感を出しつつも、オレンジ寄りのコーラルピンクよりも品の良さや落ち着いた印象にしてくれます。
2色とも、イエベに寄り過ぎないピンク系カラーではありますので、女性らしい印象を強めてくれます。
黒でも漆黒すぎない、ニュアンスのアイライン・マスカラ
私の瞳は、パーソナルカラー春としてはやや暗め。
「これぞ春タイプ!」というような、明るく透けるような茶目ではないため、明るいブラウン系のアイライナーでは目元がぼやけてしまい、逆に真っ黒なアイライナーだと、ラインが主張しすぎてしまうことも…。
そんな私がたどり着いたのは、“黒だけど漆黒すぎない”ニュアンスブラックのアイライナー&マスカラ。目元を引き締めながらも、どこか柔らかさが残る仕上がりが叶います。
XIXI マルチカラー アイライナー(300~400円前後)

韓国の逸品。発色は柔らかく、ブラシのコシと優しさが絶妙かつ、なによりも日本では中々見かけない豊富なカラーと安さ。
現在私は、「104 ブラウン系ブラック」でベーシックに、「105 赤系」で甘さと凛とした華やかさを出すために2本購入しています。

ドラックストアで買いやすいものとしては、メイベリン ハイパーシャープ ライナー(1,200円)のニュアンスブラックカラーが絶妙に落ち着きも感じさせます。
細い筆で、まつ毛をそっと書き足すようなメイクをする方はハイパーシャープライナーの方がおすすめです。
メイベリン ラッシュニスタN 04 チェリーブラック(1,500円)

一見ブルベ向きに見えるチェリーブラックですが、実際につけてみると、イエベに寄らない紫がかった赤が目元を引き締めながらも女性らしさを演出してくれる絶妙カラー。
黒マスカラの代わりに使うと、まつ毛に血色感をプラスして、抜け感や柔らかさが出せます。
目元に少し色気を出したいときにもぴったりです。

ちなみに、多幸感より透明感を出したい方には同じくメイベリンのスカイハイシリーズのネイビーカラーも◎。
ラッシュニスタはくっきり仕上がり、スカイハイは自然なロング効果、と仕上がりの違いで選ぶのも楽しいです。
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品よく、華やかに彩るリップ
血色感はチーク同様、リップも出すための大切なパーツ。
唇に色があるのとないのとでは、全体的な仕上がりが本当に雲泥の差といっても過言ではありません
リップは他のパーツに比べると、色や質感の選び方で印象も変わりやすく、ついつい何本も買ってしまいやすいですが、その中でもヘビロテするのは以下の2本です。
ケイト リップモンスター 02 ピンクバナナ(1,500円)

何本も買ってしまいがちなリップですが、本当に日常で使えるのはごくわずか。
その中でも、私が3本目に突入しているヘビロテリップが「ケイト リップモンスター 02 ピンクバナナ」です。
日常に寄り添うスティックタイプ。
リップモンスターが売りとしている落ちにくさはもちろん実感します。
明るすぎず、派手すぎない。でもしっかり色はついて華やかさは出る絶妙な発色感。
ツヤツヤになりすぎない質感などどれをとっても日常にあまりにも使いやすい考え抜かれた塩梅で日常をほどよく支えてくれる縁の下リップです。
リリミュウ センシュアルフィックスティント(1,800円)

むちっとしたツヤと、ほのかな重みを感じる油彩のような質感が、上品な華やかさとほど良く色気のある重さを出してくれます。使用色「03」は、リリミュウ センシュアルフィックスティントの中では明るめのカラーではありますが、質感のおかげでカジュアルな明るさではなく、品よく仕上げてくれるのです。
実際にティッシュにとってみると色味自体はリップモンスター02ピンクバナナよりもやや暗め。

こちらは質感と相まって、夜のデートなどにもピッタリで、ちょっと気合の入れたい日や色気を出していきたい日には最適です。
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プチプラコスメでも自分の魅力を抑えれば底上げ仕上がりに◎
プチプラコスメは、きちんと自分の魅力を抑え、それを強調するように上手に使えば価格以上に魅力をさりげなく、でも確かに引き上げてくれます。
プチプラでも、自分のパーソナルカラーや特徴、なりたい雰囲気に合ったコスメを選べば、仕上がりは驚くほどアップします。
今回ご紹介したのは、私自身が「品よく、少し華やかに」を叶えるために選び、実際に愛用しているものばかり。
イエベ春さんの参考になれば嬉しいです♡